悩めるママのお稽古日記

未生流(庵家)で生け花の修業中!

【花材】オミナエシ

Patrinia scabiosaefolia
おみなえし(おみなえし)とは - おみなえしの読み方・植物図鑑 Weblio辞書 より画像をお借りしました。

9月のお稽古でオミナエシを使いました。

黄色いつぶつぶの花が咲く、優しい感じの花です。

オミナエシだけだと、それほど綺麗ではありませんが、添えとして生けると、主役の花が引き立ち、とても華やいだ雰囲気になります。

結構、扱いやすいお花でした。

 

オミナエシは、漢字で書くと「女郎花」です。

「じゃあ、「男郎花」と書く花はあるの?」と思いましたか?

実は、あるんですね。「オトコエシ」と読みます。

こちらは、オミナエシのような小さな花が咲き、色は白です。
男郎花(おとこえし)とは - 男郎花の読み方・難読語辞典 Weblio辞書

どちらもクセのある匂いがするので、ご注意ください。

 

秋の七草 

オミナエシの開花時期は、7月~10月頃。

夏頃から咲いていますが、「秋の七草」のひとつです。

秋の七草は、ハギ・ススキ(オバナ)・クズ・ナデシコオミナエシ・フジバカマ・キキョウの七つで、秋に咲く代表的な草花です。

 

ちなみに、春の七草はお正月の七日に食べる七草粥に入れる若葉のことで、みなさんご存知でしょう。

セリ・ナズナゴギョウハハコグサ)・ハコベラハコベ)・ホトケノザタビラコ)・スズナ(カブ)・スズシロ(ダイコン)の七つですね。