4月のお稽古で使ったイボタ
長い生け花生活で、初めての花材でした。
いや、ひょっとしたら使ったことあるかも?しれませんが、再度、お勉強しておきましょう。
イボタは漢字で「水蝋」と書きます。
初夏の風情の漂う、黄緑色のきれいな葉です。
密生した細かい葉なので、アレンジメントにも使われるようです。
木は堅く、楊枝や箸などの木材として使われます。
この木につく「イボタロウムシ」が分泌する「イボタ蝋」は、蝋燭の原料や日本刀の手入れ、家具などの艶出しに用いられます。
この「イボタロウムシ」が寄生することから、「イボタ」という名前の由来らしい。
そういえば、手にベタベタするものがくっつくなぁ…と思いながらいけていましたが、まさか、虫だったなんて…怖
5月から6月ごろ、枝先に小さな白い花をつけます。